アーサナ断捨離

アーサナ断捨離(足し算、引き算)の手引き書

Q. どんなときにアーサナを足し、どんなときに減らせばいいのか?

A1. 陰と陽、つまり季節、時間を考慮してアーサナの数を調整しプログラムを構築する。

例: 就寝前のヨーガであれば、神経系を刺激する後屈アーサナの数を減らす、もしくは難易度の低いアーサナに組み替える。アーサナの数を減らすことでゆったりと行うことができる。

A2. 体の状態を鑑みながらアーサナの数を調整。

例1: 体の調子が良ければ、基本のシークエンスにチャレンジング・アーサナを足してみるのもいいだろう。
ただし、そのアーサナをどこに挿入するのか
が最も重要。

例2: 体の調子がいまいちであれば、心もまた同じ。
ヨーガをサボるという選択肢もあるのだが、マットに座ってみると意外な発見と効果がある。
この場合は基本プログラムからのアーサナの断捨離をすすめる。

例3: 体調が悪い時は、ヨーガを忘れてゆっくりと休んでください。

A3. 自分自身の弱点を知りたいとき。このときはアーサナの足し算、
無理のない程度で順番を組み替えることが効果的。
その理由としては人は得意なパーツを使いすぎる傾向があり、自分自身の弱点に気づきにくいから。

Q. ではどのようにアーサナを足し減らすのか?

A. まず、前提として基本のプログラムが存在しなくてはならない。
このプログラムをベースに、上記で述べた状況、状態を鑑みながら足し算と引き算をしていく。
ここでいちばん重要なことは、「好きじゃないから」、
「苦手だから」、という理由でテキトウに足し算と引き算をしないこと。

アーサナ断捨離の方法

既存、基本のプログラムにあるアーサナを下記の表をもとに分類する。
次に、時と場合、身体の状態を鑑みて、バランスよく足し算と引き算をする。

アーサナの分類

前屈系:立位系、座位系
後屈系:立位系、座位系(腹臥位、仰臥位)
ねじり系:立位系、座位系
バランス系:立位系(ガルーダーサナ)、座位系(ナヴァーサナ)
アームバランス系:マユーラーサナ
逆転系:シールシャーサナ
座位(瞑想):シッダーサナ、パドマーサナ
リラクゼーション:シャバーサナ

2箇所以上に分類されるアーサナあり

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