シャット·カルマ
ダウティ行法
- 4アングラ(拇指の幅)で、15ハスタ(手)の長さの濡らした布を、師に指示された方式で、徐々に飲み込み、再びまた、これを取り出すべきである。それが、ダウティ行法と呼ばれる。(2:24)
ヴァスティ行法
- へそに達するほどの深さの水に、ウトカタ坐をとって、肛門に管を差し入れ、保持して収縮し、流しだすべきである。これがヴァスティ行法である。(2:26)
- 脾臓の肥大、脾臓の疾患、腹部の膨張、また、ヴァータ、ピッタ、カパ由来の全ての疾患でさえも、ヴァスティ行法は鎮静し、破壊する。(2:27)
ネーティ行法
- 1ヴィタスティ(12アングラ)の、非常に柔らかな紐を、鼻腔に差し入れ、また口から取り出す。これが、シッダ方によって、ネーティと名づけられた。(2:29)
トラーカタ行法
- 目を動かさず、小さな的を集中して見つめるべきである。涙が溢れたら終える。導師方によって伝えられたトラーカタである。(2:31)
ナウリ行法
- 肩をすぼめ、腹部を左から右へ、すばやく、急激に回転させるべきである。これが、シッダ方によってナウリと称された。(2:33)
- 力の無いアグニを活性化し、消化力を高め、常に喜びを与え、また、全てのドーシャの疾患を除去する。それが、ハタ行法の頂点たる、ナウリである。(2:34)
カパーラバーティ行法
- 鍛冶屋のふいごのように、急激に吸気と、呼気とを為す。カパドーシャを鎮静する、カパーラバーティである。(2:35)